
新大分土地代表取締役社長 阿南勝啓氏
「企業には必要とされる社会的役割がある、厳しいときこそ高い志を持って挑戦する勇気を持つべきです」。
不動産賃貸業の新大分土地はことし創業72年目を迎える。「どんなに厳しい時代でも事業を興したい、開業したい、と夢を抱く人はいる。そんな若き志に場所を提供し、このまちを元気にしたいのです」と阿南社長。
その証しが、昨年2月、ビル再生プロジェクト第7弾としてオープンさせたガレリア竹町のリノベーションビル「wazawaza(ワザワザ)」だ。ネーミングは、この場所にわざわざ通う〝通い甲斐〟のある価値をつくり、この場所で頑張る人たちの技がさえ、業が光る場所にしたいという思いを込めた。
古い建物の骨太な造りと新しいデザインを見事に融合させた。路地と緑のある1階には江戸前鮨、中華料理店が入り、近くパン屋も入居予定。2、3階は、アーティストの作品を展示・販売するショップやプライベートな癒やし空間としてエステや美容室などが入居する。入居者に共通するのは、世の中の景況感に惑わされず、不況でも自分の「時は今」を信じて行動していることだという。「不況時の起業、開業は不安だし、周囲の反対もあるでしょう。だけど、誰もやらない今がチャンスかもしれない。何かをやりたいと感じたときこそ、『時は今』なのです」。
wazawazaは今春「おいしい場所をつくろう。」をキャッチフレーズに1階とオープンテラスのある4階で飲食店の入居者を募集している。「自分の夢と〝時は今〟を信じる人たちと一緒に食を通して豊かな時を過ごせる場所を創りたい」。
〝商都復活〟を目指す大分市中心市街地、「貸ビルの利益は入居者の成功あってのもの。入居者の繁盛がビルの価値を創り、まちを元気にしていくのです。夢に向かって頑張る人を応援していきます」。その目玉プロジェクトとして今年も同社の挑戦は続く。
新大分土地株式会社
大分市中央町1丁目5番25号新大分ビル4F
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