新土地(シントチ)

SHINOITATOCHI.CO.,LTD.

TOPslow diningTRIPOD DESIGN

TRIPOD DESIGN
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大分県大分市都町4丁目1-24スロウダイニングビル 3F
tel.097-574-6436
HP www.tripod-d.com
info@tripod-d.com
営業時間:10:00~19:00
定休日:土・日・祝

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好きな人にはたまらないSF映画のフィギュアが並ぶ事務所。
紙媒体のデザインからWEBデザインまで幅広く活躍中。

二人三脚で目指す未来は
町に新しい驚きを与えてくれる。

仲の良い兄弟も大人になるにつれてそれぞれの道を歩くものだが、木本兄弟は同じ道を歩いている。

兄・英輔さんは高校を卒業して映画の専門学校へと進んだ。
映画に使われる造形や特殊メイクに興味を持っていたから。
余談だが、その頃から英輔さんの映画の主人公等のフィギュアの収集癖がはじまった。
大分へ戻ってからは印刷会社のデザイナーを経て独立。
紙媒体のグラフィックデザインを得意とする。

弟・ケンタロウさんは「トライポッド」の代表である。
偏見かもしれないが、フィギュア好きの兄には会社は任せられないと思ったからだそう。
WEBの制作会社を経て独立。ホームページやゲームなどを作る。

趣味が一致している訳ではないが、なんとなく一緒に始めた仕事。
良かったのは親が安心している事ぐらい。
そんな風に笑う二人だが、兄弟の関係は切っても切れないもの。
どこかで反発しあっても兄弟の絆は他人には解らない強いものがある。
くだらないことで喧嘩しても、いつの間にか笑い合っている。

社名の「トライポッド」は三脚のこと。
二人は従来の2次元的な仕事にもうひとつ軸を加えて、新しい可能性を探っている。
それが「AR(拡張現実)」と呼ばれるもの。

ウィキペディアによると、「「拡張現実」とはバーチャルリアリティの変種であり、その時周囲を取り巻く現実環境に情報を付加・削除・強調・減衰させ、文字通り人間から見た現実世界を拡張するものを指す。例えば、人が実際に居る現実の部屋のテーブルの上に、仮想のティーポットが置かれているかのような情報提示を行う。2次元コードパターンや静止画など(「ARマーカー」などと呼ばれる)をデジタルカメラで撮影すると、それをマーカーとして映像にマッチムーブした3DCGアニメーションがリアルタイムで合成表示されたり、静止画に合ったコンテンツが表示される物がある」という事だが、言葉ではわかりずらい。
興味のある方は、試しにトライポッドのホームページでサンプルを見てみるといい。
カメラを通して見える現実世界に、そこにはないはずの情報が浮かび上がるのに驚くはず。
見る人を必ず驚かすギミックだが、従来にない手法のため活用に悩むクライアントも多いとか。
二人は、この未来型の技術が大分の生活に役立つ事を思い描いているのだろう。
「トライポッド」という二人三脚の兄弟船は、今日も未来に向かって航海を続けている。

木本 ケンタロウさん(左側)
木本 英輔さん(右側)

大分市出身。「バックトゥザフューチャー」が大好きだと言う英輔さんと、無趣味のケンタロウさん。
兄弟ならではの微妙なバランスで上手くやっているそう。