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台湾のリノベ
~緑光計画 台中編~

「うわぁ~~~」
ここを訪れるみんなが口に出す言葉でしょう。
建物を飲み込むように共生している“緑”たちに圧倒されます!

そして、赤レンガや装飾、タイルなど、古いものたちが、大切に残っている。
光が差し込む中庭や樹木たち、そして店舗を構成する路地など
心地の良い空間が広がっています。
すぐそばには、高層ビルなど数多くの開発が進んでいる中、
このような場所が残っていることにビックリです!

いきなりすみません!
あまりの衝撃を受けたもので。そして、あまりにも心地の良い空間だったので。

社内旅行で台湾に行ってきました。
台湾のリノベ事情の視察をしてきました。
冒頭に戻ります。
「うわぁ~~~」
・・・・・



本当に緑が多くビックリ!!



木漏れ日のあるこの中庭の感じが、たまりません。



2階テラス部分にも緑があふれ、そこが路地の風情を出しています。
そこから見る真向いのビルの生活感など、目まぐるしく開発されている市街地とは全く違う顔がありました。

「こんな住宅をつくりたい!!」
本気で思いました!



緑が作り出す路地もいいですよね♪



もともとは水道局の官舎として使われていた物件らしく、
20年以上空家になっていたようです。

現在はリノベーションされ、ギャラリーやカフェ、ハンドメイドなどの
クリエイティブな店舗の集合体になっています。

ここを運営する方たちも、
「“緑”やその物件が持つ歴史や時間を大切にしている」と聞きました。

この場所をつくる際、若い人達の起業の場として提供という想いもあったようで、
小さく区切り、その分家賃も抑えて提供し、新たな人たちが集まってきたようです。

このエリアを中心に、約60店舗のお店ができたみたいです!
まさに、台中で行われているエリアリノベーションですね!



大きなガジュマルの木が、物件を飲み込むように育っています。
この場所のシンボルツリーのようです。



各お店も自分たちで植物を育てている様子。



夜のライトアップした感じも素敵でした。
たくさんの方が訪れれているようで、インスタスポットにもなっているみたいですよ!
確かに、いい写真は撮れそう。。

きっと、もともとは荒れていて入りにくい場所・エリアだったと思います。
それが、こうやって人が集まる場所になることで、治安の改善にもつながっていくのでしょうね。

台湾には、日本統治時代の建物が数多く存在しており、
緑光地区ようのに、古さを残し、歴史や時間などを伝えるリノベーションが増えてきているみたいです。

ただ、開発の勢いもすごく、エリアの価値が高まることで、
いつかはこの場所も高層マンションなどになってしまう可能性もあるようです。
それはそれで寂しく感じます。

緑光地区
Add: 台中市西区中興街中興一巷8号