新土地(シントチ)

SHINOITATOCHI.CO.,LTD.

TOPslow diningotoha

音羽
otoha

大分県大分市都町4丁目1-24スロウダイニングビル 1F
tel.097-536-7852
営業時間:17:30~23:00頃
定休日:日曜
収容可能人数:カウンター5名、個室4名、お座敷4名、お座敷4名

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店の看板から「すし」を外したため、お寿司はないの?と聞かれることも多いが、「おまかせ握り」など寿司メニューも健在。

Topics

”音羽”営業しています。

”音羽”の営業について

通常通り、営業しております。
密を避けてのご案内また、スタッフも最少人数での営業をさせていただいております。
またご予約のない日は、定休日にすることもございますので、ご来店の際は、事前に電話連絡をいただければと思います。


電話:097-536-7852
営業:18:00~
定休日:日曜日(不定休あり)

音羽のちょい飲みセットがおすすめです。
名物の地鶏もも焼きと生小2杯(エビス)のお得なセットです。1,300円(税別)


まだ、店内では…という方は、
お持ち帰りも実施しています。

・地鶏の炭火焼1,000円
・音羽まき晩菜1,000円

お持ち帰りのご予約は、前日までにお願いいたします。



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足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り
満足を知っている人が集まる幸せなお店

野球小僧だった塩崎さんは、高校の時に体を壊してしまいバットを置いた。
夢を失い、周りと同じように就職をした。
就職先での仕事には不満もなかったが、寿司職人だった父親は夢を失った息子の姿に何かを感じたのだろう。
塩崎さんに会社を辞め、料理の修業をすることを勧めた。
夢のフィールドを野球のダイヤモンドから料理の世界に移した塩崎さん。
20歳の時に宮崎から始まった料理修業は32歳まで続くことに。
ホームである父親の店に戻ってからは寿司と日本料理の父子鷹で13年間やってきた。

その頃も都町の老舗とも言える音羽ずしは、多くの常連客たちに愛されていた。
そのお店をスロウダイニングビルに移し10年が経った頃、高齢を理由に父親が引退。
塩崎さんは二代目を譲り受けることになった。

屋号も音羽ずしから音羽へ。
寿司にとらわれることなく、日本料理も愉しんでいただきたとの願いから。
これは一緒に歩んできたお客様も歳を重ね、ゆっくりと会話を楽しむようになってきたことも理由にある。
お客様を愛すればこその必然的変化なのである。
また、ここには目新しいメニューや高級な食材をこれ見よがしに使うようなことはない。
そんな料理が万人にとって良いものとは限らない。
「足を知る」
まさに音羽さんにぴったり言葉だ。
ここにいるとそう感じるお客様も多いのではないか。
これが丁度いい。ここが丁度いい。
良い料理とよいお酒。よいお客様とよい料理人がいる。
これ以上何を望むことがあろうかー。
着慣れた洋服のように、長年乗り続けた車のように、しっくりとくるお店。

そんな料理にばかり時間を割いて、なかなか自分の時間を持てない塩崎さんが唯一大事にしているのがゴルフ。
料理人だけに道具にこだわりがあるのか聞くと、なるほど塩崎さんらしい答えがかえってきた。

「道具は高級な物が良いとは限らないのです。
値段や性能よりも、たとえ安くても、時代遅れのものでも自分の体にしっくりくるものが良いのです」

塩崎さんもまた「足を知る」幸せな人物なのである。

店主
塩崎 房芳さん

昭和35年5月生まれ。

都町で育って、都町で遊んだ生粋の都町っ子。
現在とは全く違うジャングル公園の様子など、昔の都町の様子などを聞きながら料理を愉しむのもいいかも。